電車と徒歩で行く会社。 健司が私のために駅から近いアパートにしてくれたから、大分助かっている。 人でいっぱいの電車に乗り込む。 「おはようアキっ」 「おはよう南」 人に押しつぶされながらこっちに近づいてきた私の会社の同僚、広川南。 私が一番仲の良いといえる友達。 健司のことやら仕事のことやら、何でも相談できる。 そういえば、