「亜美はやっぱり可愛い」


「……」


もう、あんたたちの行動は分かってるから。


2人が動き出すと同時に、私も動いた。


抱きつこうとした真美と、頭を撫でようとした弘樹を同時に交わしやった。


よし、私も成長した。



「あーあ、亜美避けないでよね。残念」


「残念じゃないし。2人ともやめてよね」


またこんな風に1年過ごせるんだよね。


これからの1年も楽しみになった。