『葵なんていらないわ!!』 あ。 思い出しちゃった。 あのときは確か 勉強も部活もなにもかもがうまくいかなくてお母さんに呆れられたんだっけ。 加えてお父さんとの喧嘩続き。 あげく、あたしへの当て付けだろう。 15の春だった。