私は、絶望に暮れた。 何で私がこんなこと.. もう死んでしまいたい。 「ほらー、ちゃんと笑顔!」 そんな事言われても.. 嫌な事をされて笑える人なんて この世には存在しないでしょ。 「言う事聞けないの?」 玲亜さまが私の胸ぐらを掴む。 それでも私は笑顔を作らない。 --精一杯の、私の抵抗。 玲亜さまは私と睨み合ったあと、 舌打ちをして教室から出ていった。