あんな事があってからも、私たちは相変わらずの関係だ。 “璃愁くん、あなたに私は無理よ” この言葉は、決してからかっている言葉では無い。 それに、本心でも…。 だって、私、初めて見たときから… 璃愁くんの事が好きなんだもの。 あなたの顔を見ただけで、声を聞くだけで、心が甘くなる。 でも、ダメなの…璃愁くん……。