今日は、俺が退院できる日。
もう9月だしなぁ…。
ちょっと風が寒くなってきたな。
はぁ…。
早沢には、言えなかったけど、俺、実は…。
心臓病らしい。
なんか、内臓がつぶれたりしてないかの精密検査で見つかってしまった。
言えねぇよな…。
俺と付き合うって事にあんなに喜んでたのに。
心臓病の事打ち明けられるほど、俺は冷酷な野郎じゃねぇ。
「あおいく~ん!こっちこっちぃ!」
あ、早沢。
「なぁ、早沢」
ん?とつぶやいて俺を見る早沢。
「俺たち付き合ってるんだから、名字やめて下の名前にすっか」
「孝一…くん?」
ドキッ。
その…。上目づかいは俺、アウト。
「未来」
「えぇ!呼び捨て?」
もう9月だしなぁ…。
ちょっと風が寒くなってきたな。
はぁ…。
早沢には、言えなかったけど、俺、実は…。
心臓病らしい。
なんか、内臓がつぶれたりしてないかの精密検査で見つかってしまった。
言えねぇよな…。
俺と付き合うって事にあんなに喜んでたのに。
心臓病の事打ち明けられるほど、俺は冷酷な野郎じゃねぇ。
「あおいく~ん!こっちこっちぃ!」
あ、早沢。
「なぁ、早沢」
ん?とつぶやいて俺を見る早沢。
「俺たち付き合ってるんだから、名字やめて下の名前にすっか」
「孝一…くん?」
ドキッ。
その…。上目づかいは俺、アウト。
「未来」
「えぇ!呼び捨て?」