「ゆりー、また石井くん 描いてんのー?」 「なにっ?悪いのー?」 「いや。別に、、、」 ゆりとは、私、森本 ゆりのこと。 石井くんとは、 私の好きな人、 石井 しょうくん。 私は美術部。 彼はサッカー部。 私はいつも、この席から 窓のそとの校庭を眺め、 彼の絵を描いている。