「俺さ・・・初めて会ったときから奈緒のことが気になってたから」



「えっ・・・え?」



わけがわからずオドオドしていると、駿は頭をポリポリと掻いてまた言葉を放った。



「だから!俺は、奈緒のことが好きだって言ってんの」



開き直ったのか、大きな声で堂々と告白した駿。



「えー!!!」



私の声は学校中に響いたであろう・・・。