「あの野球バカ。後でしめてやる」



「やめときなよ・・・」



アズが尚樹への愚痴を私にこぼしていると、先生が教室に入ってきた。



「お前らー席につけー」



なんともゆるい感じに・・・。



「えー今日は、紹介したい奴がいる。では、入ってきてくれ」



先生の合図とともに、ドアがガラッと音を立て開いた。