皆で挨拶を交わしたあと、間宮が奈緒を連れて教室を後にした。 あと、一週間かぁ・・・。 あの日も今日みたいな青空だったっけ。 うちが一人あの日のことを思い返していると、洸が話し掛けてきた。 「アズ、奈緒と尚樹どうしたの?」 そっか・・・洸は、昨日学校に来たばっかりだからうちらの過去は知らないよね・・・。 「二人なら大丈夫だよ。もう少ししたら戻ってくるって」 「・・・・・・」