「だから・・・だから・・・」 言葉に行き詰まり、おどおどしていると急に目の前が真っ暗になった。 「本当に・・・期待していいの?」 洸が抱きつきながら話す。 正直、耳に息がかかりとてもくすぐったい。 「うん」 「諦めなくてよかった・・・奈緒・・・俺も好きだよ」 「うん」