「次は、洸に伝えるだけだな」



改めて、そう言われると顔が熱くなった。



「うん・・・でも、大丈夫かな・・・」



「大丈夫だろ・・・・あいつまだ脈あるし・・・」



「最後のほうが聞こえなかったんだけど・・・」



「あー聞かなくていいよ」



とだけ言うと、前を歩いていた男子グループの中に入っていった。