in病院


「はい茜ちゃん今日も異常なしね?」
「はい」


「ちゃんと薬のんでね?」

「はい。」

「っあ!
あの場所行くの?今日は先客いるけど・・・」

「いいですよ」

これが私の運命を変えるだなんて思ってもみなかった

「じゃあ
ありがとうございました」

「気をつけてね」

「はーい」


あの場所とは
私が気に行ってココの病院に来た時は行く

桜の木の下

春夏秋冬いつでも行く

おっと
説明をしてたら着いたみたい

ホントに先客がいる
今は桜は満開でとっても綺麗

でも
先客は男の人かな?

桜から男の人に視線を移すと

「ッッ!!」

とっても顔の整ってる人だった
桜を見上げる姿がとっても綺麗だった

私は別の桜を見上げた

トントン

誰かに肩をたたかれたから
振り返ってみると

さっきの
桜を見上げてる人だった

「はい?」

「お前も桜好きなの?」

っあ
この人口悪っ

「はい
いつもココに来るときは

ココのじゃないとだめなんですよね」

「そうか・・・

お前名前は?」
「坂本茜です」
「あぁ
俺は滝本翔

17」

「誕生日早いんですね」
「あぁ
お前は?」

「まだ16です」

「そうか」

それから他愛もない話をした

「なぁ
お前次ここにくんのいつ?」
「あぁ
一週間後ですね」

「そうか
又診察終わったらここの桜の木の下来るか?」
「?はい」

「ぜったいにこいよ?」
「はい」

それで
二人とも家に帰った