それから数日
今は、暁、翔、私が集まってる

「何で暁がいるの?」
「あ?
お前に決めてもらおうと思って。」

「何を?」
「この先どうするかを」

何の事かな?
この先?

確かに、考えた事無かったな
これからは最悪だけど唯一の兄、暁と
唯一無二の翔の三人ずっと一緒だと思ってた

「俺はニューヨークに行く

もし、そいつのずっと一緒に居るなら俺ともう一生会えないと思え」

っえ?
意味がわからない

「俺についてくるなら
そいつと一生会えないと思え」

どちらかを選べって事?

「そんなの無理だよ」
「じゃあ選べないなら
お前がどこか行け

お前は甘えすぎなんだ」
意味がわからない

「確かに暁と居たら
私がおかしくなっちゃう
もう心が壊れそうになる

でもっ!
二人とも大切なの

私には選ぶことなんてできない!

何で急にそんなこと言うの?」

そう言うとお兄ちゃんは唇をかんだ