ガンッ
近くにあった
机をけった





「あのさぁ


暁と比べないでくれる?
私は私なのっ!
暁とは違うの

暁と私はセットじゃないの
暁は暁だし
私は私なのっ

もう比べないでよ
もう

暁何かと比べられたくないのっ」

そこまで言い終わると
凄く疲れた

ガラッ

っあ!

「しょう・・・」

「茜?
おいっ!大丈夫か?」

「翔どうしようどうしよう」

「どうしたんだ?」

「又やっちゃった

また

キレちゃった」

「うんそれで?」

「っえ?
突き放したりしないの?」

「んなわけねぇだろ?」

よかった

緊張の糸が解けたのか

腰が抜けた