『蒼君、私前より自分の名前が好きになりました』


夕日のせいなのか、それとも舞が照れているのか彼女の顔はほんのり赤く染まってた。


「奇遇、俺も自分の名前が舞のおかげで好きになったかも」


手から伝わる二人の温度は、心地が良かった。


ホント、もっと蒼って名前がこれから好きになるかも?


END