「また今度食べさせてもらうよ」 う……これはいつものパターンだ…。 また今度と言っては、結局今まで食べてくれたこと何てない。 それでも、めげずに作ってくるのはいつか佐藤君が食べてくるって信じているから。 『いいえ!今日こそは食べてもらいますからね』 「はいはい」 軽い返事を返す佐藤君は私の先をスタスタと歩いて行く。