近くに居てほしいのは、舞だけだから。


“舞、おいで”


そう言えば、舞は泣きそうになりながらも笑って俺の胸に飛び込んできた。


『彼女は、私です…・蒼君の彼氏は私なんです!』


「そ、この子が俺の可愛い彼女」


舞は時々卑怯に思える。


そして、舞は俺をドキドキさせる天才。