「おい真琴っ」 先生に、教科書で頭を叩かれる。 『…は、はい!』 「何呑気に外眺めてる~!早くここの問題解けぇ」 『はあぃ……』 ●○休み時間○● 「柚琉~、最近変だよぉ?」 生きてますかぁ?って言いながら 恋美は、私の顔の前で手を振る。 『恋美ぃぃ……』 「ん?」 私は机に顔を伏せた。 『淕斗クンと喋りたいぃぃ』