『あのねー、高田クンからメアド教えてもらっちゃった♪』 「え!?」 柚琉チャンの顔は、一気に冷める。 メアドを知った限り、私の勝ちでしょ。 「…ど、どっちから聞いたの?」 『ん?秘密ー♪』 そう言って、私は教室に戻って行った。 こうやって私は、 何人もの女を傷付けてきた。 別に、反省なんかしてないし。 だって、 取られる相手が悪いんでしょ?