注文した後、互いの近況報告が始まった。
その流れで、あたしは洋介が会い来たことを話した。
「──で、会ってどうしたの?」
弥生の大きな瞳がキラキラ輝いている。
「あー、映画観て、牛丼食べに行った」
「その後は?」
「家まで送ってもらって別れた」
「へっ? それだけ? 再会のチューとかしてないのわけ?」
「するわけないでしょ!!」
もう。何でそうなるんだか……。
お母さんは、泊まってくるかと思ったとか言ってたし。
皆、考えが飛躍しすぎなんだよね。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…