「うわっ! 何その態度! 感じ悪いんだけど。
元はと言えば洋介が原因作ったんだから!」


あたしは続けた。


『あーっ。今日は掃除に洗濯に料理して、
無駄な1日過ごした~!
二度とここには来ないから!
川崎さん見習って、部屋くらい綺麗にしておけば?』

『何でそこであいつの名前が出てくるんだよ?
意味不明。気分わるー』


と、まぁ、あたしが川崎さんの名前を出したことにより。

ケンカの論点はズレていき。

散々文句を言い合った後。

あたしは帰ることにしたのだった。