「和香だって、必死に頑張ってたんだよ。それは、未希もわかるでしょ?」 「…うん」 「和香は、大きな荷物抱えてたんだよ」 ……大きな荷物………… 「試合でできなかったリバウンド。その後の練習も。中体連前だから、できなきゃいけないっていう焦り。自分がやらなきゃいけないって、プレッシャーとか」 和香は膝に顔を埋めている。 「それを真っ先に見つけて、助けたのは、未希」 そうだった。 未希が誰よりも、和香を心配してた。 「でも、勝ちたい気持ちが強すぎたんだよね。いいことだけど」