しっかり者で冷静。

どちらかといえば、キッチリした人間だったりする。


顔立ちは目鼻立ちがスッと整っていて、

会社では目立つ存在だ。

あたしが必死にアピールしてつき合い始めた。

って、噂になってたりするけど、それはあくまでも噂。

口説かれたのはあたしなのよ!


まぁ。

あたしなんて、大して美人でもないし、可愛いわけでもないから。

亮二と釣り合い取れてない。

と思う人は会社にはたくさんいるんだろうなぁ。


「ん…樹里…」


亮二がふいにあたしの名前を呼んだ。


「何?」

「……」

亮二はまた眠りについてしまった。

どうやら、寝言らしい。