総てをさらけ出し、互いに激しく求め合っていた。



「わー。泡風呂最高!」

ついさっきまで、エロイ顔していたというのに、何事もなかったかのように無邪気な顔を見せている樹里。

ただ今、泡風呂を満喫しているところだ。

オレと樹里は向かい合って座っている。
そういや、2人で風呂ってのも久しぶりだな。

「亮二の顎にお髭ついてる」

「泡をつけたんだろう? 子供みたいだな」

オレは樹里の顎に泡をつけ返す。

「どう似合う?」

「おー。似合うぞ」

似合うというか、可愛い。
本人には決して言わないが。(調子に乗るし)