「そう。公園を歩いてきたの」

「怠け者樹里が珍しいな~」

「あたしだってやるときはやるんだよ」

「無理するなよ」

「うん」


こんな会話をしている間も胸はズキズキと音を立てていた。

嘘をついた罪悪感でいっぱいになる。

樹里、本当にごめん。

オレは異性とは二度と2人きりでは飲みに行かないことを誓った。