「うわーーー風舞いかないでくれよーー」

朝っぱらから教室に愁の大声が響き渡る

「もう愁うるさいなぁなに朝から風舞いかないでくれよーーーだよ(笑)(笑)」

「ちょっとこっちこい風華」


「もう、なにここで話せばいいじゃん」


「いいからいいから」


もう、話せないことでも話してたのかって感じだよ(笑)(笑)


「で、何??」

「風華が聞いたら風華泣くぞーー」

「泣くぐらい悲しい話なの??」


「うん......風舞がな....」


「うん風舞がなに??」

「風舞が東中にいっちまうんだよ!!!」

え.....???うそ.......そんな


「ほら、やっぱ風華涙目じゃん」

「はぁ???泣いてないから」


「愁こそ半泣きじゃんか(笑)(笑)」


「風舞本当に行くの?」

「うん」

「がんばりなよ」

「サンキュー」

「ほんともうこれで、からかわれる事もなくなるからいいわぁ」


こうでもいってないと泣いちゃいそうで怖かった
愁のなんかより私の方が泣きたいよ