「ばか....」

あぁ何で私素直に好きって言えないんだろう

「風華......」

そして、風舞はゆっくり私の方を向いて話を聞いてくれようとした

素直にならなきゃ...後悔する.....


「好き.....」

私は、今にも消えそうなぐらいの声の大きさでいった

でも、風舞はちゃんと聞いててくれていた

「......!」

そして、風舞に引き寄せられて抱き締められた

「ぜってー離さない...」

「うん.....」


風舞の声。

風舞の言葉。
そのどれもが私にとってはうれしくてどうにかなりそう

好きな人が、同じように私の事をすきでいてくれる
それがどんなに幸せなことか....