「死んだ?」

「…うっ…」

「嫌だ!何かの間違いだ!!」

頷いてよ!

嘘だって言って頷いてくれよ!

「だってほら!凛の顔こんなに温か…」

…冷たい…

凛の顔は、この世のモノとは思えないほど冷たかった。

「…っ…クソッ!なんで!凛はあんなに強く頑張ったのに!誰よりも辛かったのに弱音を吐かずに頑張ったのに!」

神様なんて嘘だ!

神様なんていなかったんだ。

こんな理不尽な世界なんて無くなってしまえばいいのに!!