「えーっと…よし!じゃあいっくよー!虹空 凛、16歳、双子座、血液型は確か…O型だったかな?」
「そんな個人情報要らないよ」
どっからそんな情報を入手したんだ!?
「いやいやストーカーとかじゃないよ。あいつの隣にいる奴、俺の幼馴染みなんだよ」
海斗が両側でツインテールにしている女の子を指差した。
「んで、もう1人がそいつの友達」
「簡潔にどうもありがとうございました」
あの子から、聞いたんだね…
「そうだよ!だから俺はストーカーじゃないのさ! 」
何でそこを、気にするかなー?
僕は、内心ツッコミを入れながらコートに戻った。