あぁ〜なんか今日は、いろんな意味で疲れた…
帰りたいよー…
「何名ですか?」
あっ!順番まわってきた…
凛が、さっきより震えているのが分かる…
可哀想…
……でも、少しさっきのお返しという快感を感じながら、宥める…
「では、この先暗いのでご注意ください」
「うっ…うっ…ひっく」
なっ泣いてる!
「か…海斗!!凛が泣いてる!」
「ん?あ〜大丈夫だ!いくぞ!!」
えええええーー!!
なにスルーしちゃってんの!?
悪魔だ!こいつは間違いなく悪魔だよ!!
…にしても、本当に暗いな…
僕と凛が、ゆっくり歩いていると…

ヒタッ ヒタッ

ん?何の音?

ヒタッ ヒタッ ヒタッ…

?なんか….僕らの後ろで…
僕と凛は、同時にゆっくり振り向いた…
「「ギャャャャャャヤーーーーー」」