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夕方5時半の帰り道は、僕の好きなオレンジ色に染まっていた。
「オレンジ色の世界だー」
「僕、オレンジ好きなんだ」
「えっ!本当?私もオレンジが1番好きなんだ」
君は、あの時のような無邪気な笑顔で言った。
僕は、この笑顔を一生忘れないと思う

この日を堺に僕達の運命は、変わったんだ。