「可恵〜。悪いんだけどさ、今日の授業のノート全部貸してくれないかな?」


「何?今日ノート取ってなかったんだ、めずらしい」


「いやさ、保冷剤抑えながら書くの辛くてさ、そしたら今日書く気失せちゃった」


「確かに辛いわ。はい」

「ありがとー。あ、保冷剤返しに行かないと…可恵先帰ってて」


「了解、じゃあまた明日。お大事にね〜」

「じゃあねー」



ちゃんと冷やしていたおかげか、もうほぼ痛みはなくなった


流石に押すと猛烈にいたいが、そこはぶつけないように注意して過ごしていればすぐに治るだろう