晴樹さん家で散々泣いた後、オーナーに送ってもらっている。



「美亜、目腫れたな。」


「オーナーに泣かされた。」


「子供みたいに泣きじゃくった美亜、なかなか可愛かった。」


「うるさい…//」



あ…また頭撫でられた。


これ…好きかも。
落ち着くんだ。



って、アタシ何言ってるの…


バカみたい。


「美亜。」


「な…何?」


「また辛くなったら泣くのいつでも付き合うから。
辛いなら辛いってちゃんと言うんだぞ。」


「わかったよ。」


「よしっ、いい子だ。
っつうわけでー、今日も店宜しくな。」


ニコッッ…



ドキドキッッ



う…心臓が。


これ、病気か?