昨日は、途中いろいろあったけど、楽しかった。

バーベキュー。

楽しかったんだけどさ…




「な…な…ここどこ?
つか…頭いたッッ…」


目覚めたら、見知らぬ部屋のベッド。


どこ…ここ。


つかアタシ、途中から記憶がない。


花火ん時、オーナーと話して…

んで…なんか安心して…


とりあえず、水…


酒そんなに強くない癖に、調子乗ったな。


ベッドの部屋から出ると、すっごい広いリビング…

そんで…ソファーに…


「お、お、…オーナー。
寝てる…」


オーナーの寝顔。


てことは…オーナーの家…


「何でええ!?」


「……ん~ッッあ?
美亜…起きたか…」


「お…オーナー!!
何でアタシオーナーん家にいんの?」


「うるせぇ…うるせぇよ。朝から元気だなー。
潰れた癖に。」


うわ…機嫌わる。


つか…気持ちわる…


「オーナー…とりあえず水…」


「冷蔵庫…。
スーッッピーッッ…」


寝たし。


とりあえず水を飲もう。


冷蔵庫を開けて、ミネラルウォーターを飲む。


「あのーオーナーさんー」


「スーッッ…スーッッ…」



「ちょっとオーナーッッ!」


寝起きが悪いオーナーを起こそうと、オーナーの体を揺らした。


すると…


グイッッと腕を引かれた。


「うわッッ…」


オーナーの顔が目の前に…

ドキドキ…


またドキドキが始まった。

パチッッと目が開いた。


「朝からビービー喚くな…」


「……だって何で此処にアタシがいんのか気になったから。
てか顔…近いから。」


「ふっ…何だよ。
照れてんの?
男慣れしてる美亜が。」


「……ッッ///」


カアッと顔が暑くなった。


「クククッッ…美亜も照れるのな。」


「からかうなっての。」


ヤバイ…


何、これ…


アタシ、心臓ヤバイ。



ドキドキしすぎて…


しすぎて…


しすぎて…


「うッッ…」


「…あ?おい美亜…吐くなよ!?」


「気持ち…わりっ…」


「おいおいッッ!
トイレ、そっちにあっから、トイレで吐け。
俺の顔にはくなよーッッ!」