「晴樹さん!そちらの女は新しい女っすか!?」


清が興味津々で聞く。
晴樹さんのことになると
清はアツくなる。


晴樹さん大好き人間だからね。この人…



「俺のペットなんだ。」


「ペット?」


「美亜たちと同い年の結衣って言うんだ。
訳あって預かってる。」


「結衣、美亜もお前と同じようなもん抱えてるんだ。」


雪夜がそう言うと、
結衣って子は晴樹さんの背中から顔をちょこんと出した。


この子、壁はってる。


アタシと同じ…


人を信じきれてない。

自分さえも。


「てゅか晴樹さんたちも
こっち来てるんすか?」


「ああ、こっちに別荘があってね。」


晴樹さんはかくが違う。


「ま、今からよ飯、
皆で行こうぜ!」


というわけで、
晴樹さんペアも交えて
トリプルデートになりました。