只今、雪夜、アタシ
マヒロ、清で旅館の近くを観光中。

温泉街だから、いろいろ店がある。

それにしても重い。

体が重いよ…


「そち等さんは朝から
おさかんだったみたいね。」


「わっ!マヒロ…
隣の部屋マヒロたちだったの?」


「そだよ~ん♪
声まる聞こえだったから~」


うわ…//
恥ずかしいっつの…


「あ~可愛かった♪ハニー~」


満足気な誰かさん。
こっちは体が重いし恥ずかしいのに…


でも、やっぱり幸せだと思う。




「美亜、雪夜さんあそこ!」


急に清が指を指して叫んだ…


その先には…


「晴樹さん!!」


晴樹さんともう一人、
アタシとタメくらいの女の子。


晴樹さんの家を出てから
逢ってなかった。


どうしよ…
少しきまづい…


けれど雪夜は…

「はーるきー!!結衣~!」


おっきな声で叫んだ。

てゅか女の子知ってるんだ。


「でっかい声で叫ぶな…
バカ雪夜。」


「すまん!」


絶対悪いと思ってない。



「美亜、久しぶりだね。」

相変わらず優しい笑顔。


「久しぶりだね。」


自然と笑えた。