美亜side


オーナーにキスされた。



死ぬかと思った。



ドキドキしすぎて。



ゴツッッ


「いった!!」


「あのなあ、仕事中に
ニヤニヤすんな!!
ヨダレでてるし。」


「ヨダレッッ!?
てか、げんこつすることないじゃんか!清!!」


「仕事中に変な妄想するからだー!」


「すんません…」


清のやつ…
仕事中は鬼だな。鬼。


「なになに~
美亜ちん、こないだのデートでなんかあった?
オーナーと♪」


「龍…なんでそれを…」


「俺も女の子とデートしてたら、ふたりを見たから♪」


マジかよ…



「あらこれは進展ね。」


「翼まで…
てか、なんでオーナーの話になると全員くいつくの?」


「そりゃあ、恋愛なんて
興味ありませーんなふたりが面白いから♪」


「面白がるな…バカ龍!」


「仲間の恋愛応援したいだろう!」


暑苦しいッッ清。



「で、で!?
何があったんですかー?
葉月美亜さん!」

「お二人はキスしたんですか?」


お前等マスコミか…