「ギャハハハ!マジだせ〜」

席に着くと後ろから派手な笑い声。

「海斗!うるさいよ!」

ミヅキが反応した。

カイト。
何かに付けつっかかってくる、ミヅキの想い人兼シオリの幼なじみ。


この男がまさか私の初恋を大きく左右するなんて、私はまだしらなかった。