その日夢に現れたのは、大輔だった。けど…いつもの過去の大輔ぢゃなくて、今の大輔だった




でも…すごく切ない顔をしていた――…



あたし…何してるんだろう…あたしが好きなのは大輔ぢゃん…




戸城ぢゃない…


あたしの好きな人は大輔だ





ごめんね…大輔…


もう、大輔以外の人を好きになんてならないから…






そしてあたしは、戸城への気持ちに蓋をした――…