『すーずーおはよぉ』

朝から相変わらずテンションの高いナッチ。ある意味尊敬ですよ…

『おはよナッチ』

『昨日はかなり熟睡してたねぇ~先生かなり睨んでたよ(笑)』

『うげぇー今日当てられるかもぢゃん』

そんなことを話ながら、教室に向かっていると、急にナッチの表情が変わった

『川瀬くぅ~ん』

目の前の男に駆け寄るナッチ。その顔はモロに恋する乙女

『朝からうっせぇーなぁー話しかけてくんなよ』

『ひっどぉーい』

いつもこの二人はこんな感じで、まぁ見てて飽きないんだけど、たまにナッチが可哀想に思えてしまう

『川瀬もっと女の子には優しくしなよ』

『はぁ?こいつを女と思ってないし』

それは言ったらダメだろー…全く女心が分かってない男だな…

『川瀬のバカ!!』

そう言ってナッチは、教室に入っていってしまった