『大輔っ!あたし大輔が好き』

そう言うと、大輔は驚いた表情であたしを見ている


けど何も言わない大輔に、急に返事が怖くなって大輔から目をそらし、スカートをギュッと握った




『…相沢』



大輔の低い声に、あたしの体は震える


でもおそるおそる顔を上げると、優しく微笑む大輔の姿があった

そしてあたしの目を見て言ったんだ

『俺も好きだ』