何も考えられない頭で、体だけが勝手に動いていた


屋上から飛び出し、1階まで一気に駆け降りて、冷たい壁に両手をつく

ハァ…ハァ…ハァ…


あたし……何…言ったの……?


このまま破裂するんぢゃないかってほどバクバクしている心臓が、さっきの出来事が現実だと証明している


あんな形で…言いたくなかった……


これじゃあもう……友達にも戻れない





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