『じゃあ…何でキスしてたんだよ?』


『あのとき……卓也に相談してたら…卓也がいきなり……』

そう言って、頬を紅くする亜美

それは、卓也が無理矢理したってことか?

『棗にそのこと言おうとしたけど、全然聞いてくれなかったでしょ……』


あの後俺は、二人が話しかけてくるのを全てシカトして、そのまま亜美が転校して、俺らの関係は終わった


『でも……また棗に会えるなんて、思わなかった。あたし…ずっと棗のこと忘れられなかった。ねぇ……あたし達もう1回やり直そ…?』





【戸城side終】