達生は、あたしたちの高校からは少し離れた高校に入ったので、入学してからはメールしかしていなかった

『達生マヂ久しぶりぢゃんっ!てか肌黒くない?』

『高校で野球部入ったんだよ』

『野球部って、みんな坊主ぢゃないんだねぇ~』


高校球児=坊主ってイメージが、ナッチにはあるらしい…


でも坊主率は高いよね


『俺のとこは、そんな決まりはねぇーんだ!んで、お前等の格好はなんなわけ?』

『あたしのクラスメイドカフェなんだよねぇー』

しかし、やっぱりこの格好は目立つっぽくて、かなり周りの人からジロジロ見られた

こんなに見られると、やっぱり恥ずかしい…


『つかスカート短すぎぢゃね?』

達生が頬を赤くしながら、スカートを見る


『エロ!』

『変態!』

そう言って、あたしとナッチは歩き始めた


『おいっ!待てって』



あたしたちは、すぐ側にあった空き教室にはいった