教室につくと、あたしの席の近くにナッチと川瀬がいた


『あっ!すずー今日は何もされてない?』


『うん。大丈夫だよ』


『お前、このこと棗に言ったのか?』

あたしは、首を横に振った

『言った方が良いんぢゃねぇの?』

『ううん戸城には言わないで!!戸城は…関係ないから…』

ナッチと川瀬は顔を見合わせて、納得のいかない表情だったけど、それ以上何も言わなかった


柏原さんをかばうわけぢゃないけど、このことを知ったら、きっと戸城も悲しむと思う。戸城は…柏原さんが好きだから…


多分今日で全てが終わる…だから…もう少しの我慢だよね…



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