『栞奈のばかぁ~
なんでいなくなるのーーー』
「ごめんごめんっ許して♪」
とりあえず教室で騒ぐあたしたち
『武藤くんのアドレスもらったよ?
まったく大変だったんだから…』
「なにいってんのー?
頭撫で撫でしていちゃこらしてた
くせにーずるーいッッ!」
あぁ思い出しただけでにやける
「美緒顔きもいぞー!クスッッ」
『うるさあーーい。もー頑張った
んだから褒めてよー!』
「はいはい、っとそこであれなんだ
けどもう一つお願いが…。
先に美緒が武藤くんにメールして
彼女いるか確かめてくれない?」
『ええええぇぇ…』