翌日_____

私は輝に一緒にとおるくんをさそって?とお願いしました。

輝は『しょうがないなー』と、いう感じで、渋々了解してくれました。

さあ!めんどくさい学校が終わりました!

小学校の前で待ち伏せしてたら、とおるくんがでてきました!

「とおるくん!一緒に帰らない?」

私はなるべく自然な感じで話しかけました。

「………」

とおるくんは私を見たまま黙っています!

今日はなんでヤダっていわないんだろ?と、思ってたら、輝が急にしゃべりだした!

「あああああああああ!!!今日見たいテレビあったんだ!かずは!あとはガンバ☆」

えええええええ!!友達とテレビでテレビをとるの?

と、呆気にとられていたらとおるくんが喋りだした。

「お前は、一緒に帰る友達……いるんだな」

へ!?あ!よく見てみれば一人……だね。昨日は友達といたのに……


と、思っていたら、とおるくんがまた喋りだした。

「俺……友達と喧嘩しちゃって……もう一緒に帰らないっていっちゃって……」

半泣きになりながら喋っている。その姿もかわいい!……じゃなくて!

あ、あぁ~、そっか、喧嘩しちゃったのか!

「大丈夫!人は皆喧嘩ぐらいするよ!」

「でも…」

ああっやばい!泣く!

「よし!仲直りをしよう!その作戦を立てよう!そしてとおるくんが友達と一緒に帰れるまで!
お姉さんと一緒にかえろう!」

よっしゃあああああああ!いえた!

「………いいの?」

「うん!全然かまわないよ!」

むしろうれしいですー!

「じゃあ……お願いしま…す」

「うん!こちらこそよろしくね」

よっしゃあああああああ!

こうして、私はとおるくんと一緒に帰る約束ができました!