その頃、私は友達にあるCDを借りた。

当時流行っていた曲。


西野カナの『会いたくて会いたくて』。



その曲との出会いが、私の運命を変える。



すぐにその曲に魅入られた私は、西野カナのファンになった。

それからすぐに、西野カナのセカンドアルバム、『to LOVE』が発売になった。


ファンになっていた私は、そのアルバムが欲しくてたまらなくて、

でも受験生の私にはそんな時間すらもなかった。




「高里先生、彼女いるのー!?」




そんな中で驚きだったのが、そんなニュースだった。




「うん。今19くらいじゃん?」

「えー意外! いなそうだもん!」

「うるせぇっ。」



高里先生に、彼女がいた。


ってか、19って。先生、いくつなわけ?