アイム『つきましたよ!』


テル『は?ここ?』


香織『なんじゃここ?』


一行は山奥にある森にやって来た。
そこはどこにでもあるような普通の山だったが、周辺には木々のざわつきや川の流れる音、動物達の息吹が感じられた。

ヨシコ『うん。普通ね。』


奈緒美『これじゃ、うちと大して変わんないじゃない。』


アイム『いや、ここからは歩いて行きます!』


ヒッキー『ですよね!ここからですよね!』


テル『ようし!じゃあ担ぐか!』


ヒッキー『いや、テルさん!それは僕にやらせてください!』


テル『大丈夫かよ!結構きついぜ?』


ヒッキー『大丈夫です!これぐらい!一応、僕も山男ですから!』


堀江『悪いなヒッキ!でも大丈夫だ』


テル『いいじゃねえか!やるっつってんだから!』


堀江『ヒッキ!さっきの車いす出してくれ。』


ヨシコ『堀君ここからは山道よ?』


奈緒美『大丈夫!見てなよ』